泌尿器科・内科
症状からの疾患説明
こんな症状のときは当院で受診を
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症状からの疾患説明
こんな症状のときは当院で受診を
男性の尿道は膀胱出口から始まり、膀胱の下にある前立腺の中をとおります。
前立腺は40代半ばより男性ホルモンの影響を受けて間質増殖をおこし大きく変化してゆき、内部の尿道の抵抗が増すことで
下記のような症状が出現するようになります。
前立腺肥大症がある場合、飲酒や市販の総合感冒薬内服などにより
排尿することができなくなる尿閉という状態になる危険が高いです。
尿閉をきたした場合には、
臨時的な処置として尿道カテーテルという医療器具を尿道へ挿入し
溜まってしまった尿を膀胱から出す必要があります。
神経因性膀胱とは排尿運動を調節している神経系の障害により、尿をためたり排尿を行うことがうまくできなくなったものをいいます。
脳血管障害や脳神経・脊髄疾患、糖尿病、骨盤内蔵機に関する手術などによるものがあります。
特に尿の我慢が難しいなどの症状が強いものを過活動膀胱と呼びます。
過活動膀胱の原因疾患としては神経因性膀胱や前立腺肥大症などがあげられます。
細菌により膀胱粘膜が炎症を起こすために起こります。
尿検査で、細菌の炎症による白血球の増加が見られます。
膀胱炎の症状として、
排尿痛・頻尿・残尿感・尿混濁・膀胱部不快感などがよく見られます。
閉経後の女性に見られる膀胱炎は、再発することが多く見られます。
尿路感染症のひとつで、上部尿路に細菌感染が及ぶことで起こります。
発熱・全身倦怠感などの加え、通常感染側の腎臓付近の痛みが見られます。
左右の腰を軽くたたき、明らかな左右差を認める痛みがあれば腎盂腎炎を疑う必要があります。
性行為などによる接触により、尿道への細菌感染がおこります。
起因菌として淋菌・クラミジア・マイコプラズマ・ウレアプラズマなどがあり症状として尿道の痛みや排尿痛、尿道からの膿がみられます。
近年では、オーラルセックスによる女性の咽頭からの感染割合も増加しています。
感染した菌種により異なりますが、性的接触後2日から3週間程度の潜伏期間を経て発症します。
腎臓や膀胱に結石ができることがあります。
症状がないことも多いですが、腎臓から尿管へ結石が落ちてくるなどから
左右の腰背部痛・下腹部痛が発症します。
症状がない肉眼的血尿が現れた場合に、尿路にできた腫瘍が原因のことがあります。
発生場所により膀胱がん・尿管がん・腎盂がんと名称は異なりますが、いずれも喫煙や芳香族アミン類などの化学物質などにより発生リスクが高くなります。
腎臓にできる悪性腫瘍です。
大きくなるまでは症状はあまり出ないため、近年では人間ドックの超音波検査や他疾患の検査・治療中に見つけられることが増えています。
前立腺にできる悪性腫瘍で、進行するまでは症状を自覚することがあまりありません。
腫瘍マーカーであるPSA(前立腺特異抗原)を検診などで測定することから見つかることが多くなっています。
自治体の検診が行われていない市町村では、何らかの排尿症状を認め泌尿器科受診をすることで発見の契機になるケースもあります。
全悪性腫瘍の1%をしめる比較的まれな疾患でありますが、15-35歳の男性において最も頻度の高い固形腫瘍です。
基本的に症状はあまりなく、無痛性の陰嚢腫大・精巣の腫瘤触知を認め受診されることが多いです。
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